津波による被災住宅。予算を抑さえるために、外壁を壊さずサッシ入替え!
【 施工前 】
津波で被災をされた○○様邸の、スマートカバー工法によるサッシ入れ替え風景です。
地元工務店様がリフォーム工事を行っていたのですが、被災された窓が3台あり、
(下記 写真2つ+写真には無いが幅:2700mm×高さ:1800mmのテラス窓)
尚且つ、某大手ハウスメーカーの住宅だった為、
外壁やサッシをハウスメーカー製のもので揃えると、費用がかなりつくので、
なんとか、そのまま交換できないかとのご相談を受けました。
左の画像を見ても分かるように、津波の力によって雨戸の鎧戸も変形していたので、
サッシ枠のゆがみや防水など、工事を行えるか一抹の不安がありました。
詳しく調べたところ、傷や多少のへこみ等はありましたが、
何とか工事が行える状態だったので、
色々と、納まりや仕上がりの工夫をして工事を行いました。
工務店様の工事が途中だった為、コンパネ(ボード)がついたままですが、
和室・洋室ともにうまく収めることができました。
仕上がりも明るい印象を与え、
なにより費用を抑えられたことに工務店様・施主様に喜んでいただけました。
被災地では、このように津波を受けた住宅がまだまだ残っているのが現状です。
被災地にあるMADOショップとして、これからも少しでもお役に立てれば・・・
という思いを強くした、今回の工事でした。